2025年3月10日、2025年の健康経営優良法人の認定企業が発表され、支援先の「ゼンドラ株式会社」様が見事、健康経営優良法人【ネクストブライト1000】(中小規模法人部門)を取得されました。
健康経営優良法人 ネクストブライト1000
ネクストブライト1000は、ブライト500(全国の上位500法人)に次ぐ、積極的に健康経営に取り組んでいる企業(全国の上位501法人から1500法人)に対し日本経営会議(経済産業省、厚生労働省)が認定しています。また、ネクストブライト1000は2025年から始まりましたので、ゼンドラ株式会社様は、【ネクストブライト1000】の第1号になります。
今回は、健康経営優良法人【ネクストブライト1000】の認定を取得したゼンドラ株式会社さんにインタビューをさせていただきましたのでご覧ください。
関誠社長のインタビュー

健康経営の取組みを始めようとした経緯をお教えください。
中小企業と大企業の違いを一言で明確に現すとすると、「企業に対する信用力の絶対的な違い」だと感じております。資本金額や従業員数等そもそもの規模・土台が違いすぎるので仕方がない話ですが、中小企業が大規模並みに信用力を高めるには、働き方改革や健康経営など社会が制定したルールに則った経営・活動に取り組めているかが大切だと感じております。社労士の先生の勧めも大きかったですが、最終的にはこうした社会的信用力を高めるのにピッタリだと思い決断しました。改革をスピーディーに進めることができる中小企業は有利だと感じていました。

健康経営の取組みを通じて、良かった点や思い出に残ったエピソードなどございましたら、お教えください。
健康経営に必要な改革において、会社の就業規則に置き換えた方がやりやすいとアドバイスを戴き、できることはすべて就業規則の中に落とし込みました。今では大企業並みに従業員にとって優遇された就業規則になりましたが、ある日インフルエンザの集団予防接種で列に並んでいるときに、代表である私が社員分全員の接種代金を払って領収証をもらったのですが、前後に並んでいる方が「会社負担なのですか?」とビックリされ「そうですよ!家族分も会社で負担しておりますよ」と答えるとさらにビックリされて「うらやましいです」との返答がありました。弊社ではこうしたものはすべて就業規則内に明記して制度にしているので当たり前なのですが、これらも健康経営がきっかけで大きく変革することができた事例です。このほかにもあらゆる面での福利厚生等を規則の中に落とし込みましたので、比較的スムースに動けたと思っております。

健康経営優良法人認定(ネクストブライト認定)を受け、ご感想をお教えください。また、今後の方針などございましたらお教えください。
ネクストブライトの認定は本当に嬉しかったです。少人数の企業なのでブライトを毎年狙って応募しておりましたが、なかなか審査通過できずでした。ネクストブライトの称号を戴いたことで、これまでの取り組みに対して一定の評価をいただいたことが嬉しかったです。内定通知をいただいた瞬間、すぐ社労士の先生に電話連絡しちゃいました(笑)
ネクストブライトは対外的にも大きくPRすることができると感じています。さっそく名刺内にロゴを入れましたが、名刺交換時に「健康経営のネクストブライト取得されたのですね!おめでとうございます」と早速気づいてくださった方がいました。大企業になればなるほど、こうした称号・冠は気づいていただけますし、企業評価の一つとなると感じています。
今後の方針としては、ネクストブライトの称号を毎年取得できるように、年々の取り組みをブラッシュアップさせなければいけないと感じています。他社も続々追い上げてくると思うので、進化させなければすぐに追いつかれてしまいます。フィードバックシートと適合状況の成績表をもう一度見直して、平均より足りない部分の取り組み強化を図っていきたいと感じます。バランスよく取り組めれば、より強い企業になれると確信しています。

お褒めのコメント
健康経営取得に関して、いつも原先生には的確なアドバイスをいただいております。こうした称号が取得できるのも社会保険労務士という専門家のおかげですし、その道のりで最短ルートを導いてくれるのも先生のおかげです。自分達だけではここまでたどり着くには難しいです。いつもありがとうございます。
関社長、大変嬉しいお言葉ありがとうございます。
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